【夫】夫婦で育休を取った夫の自己紹介
妻に
「せっかくだしブログをやってみよう」
と言われた。
よーしやろう、せっかく時間もできるし、やってみようか、と即答した。
僕が育休を取った10の理由、とかバズり(?)そうなのを書きまくってがぶがぶ投稿するわー!と。
それから3日。
私はブログを恐れていた。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)というようなものが苦手なのだ。FacebookとかTwitterとか。
何も発信することがないし、私の発する何かや思いの丈など、いったい誰が興味があるだろうか。
しかしやるからにはきちんとやらなければ、という思いが湧き上がる。
内容はブログタイトルどおり「育児」について書けば良いのだが、
デスマス調かデアル調か?
キャラクターは?設定は?
カテゴリ範囲と量は?投稿頻度は??
・・・何事も形から入りたがる私は、そこで硬直し一切のタイピングもせず、下手くそな将棋ばかり打っていたのである。
「まずは簡単な自己紹介からでいいんじゃない?」
・・・見ると妻はすでに8月1日にちゃっかり投稿している!(8月2日も)
私の育休開始日は8月1日からであり、それはなんでも区切りよくやりたいからで、やるからにはきっちりスタートしたいのに、、
と決して取り戻せない後悔の波に溺れ、さらにふて寝した。
私は自己紹介が苦手である。
いつから苦手意識を持ち始めたのかは定かでないが、順番に自己紹介するような機会では、自分の手番が近づくと心臓がばっくばくしてくる。
- 名前
- 所属
- 出身
- 年齢
ここまではまあ楽勝。
声も出る方だし、右手で左手を握りしめながらゆっくりと話せば大丈夫なのだが、
- 趣味
- 特技
- 何か一言!
この辺りがえぐい。咄嗟には喉から何も言葉が出ない。
常日頃から考える趣味の定義(金銭的な消費量の多いカテゴリなのか、時間的な消費量の多いカテゴリなのか...云々)を頭に巡らせつつ、出来るだけ前半戦で時間をつかい、後半は流しているのだ。
「あ、身バレはしないように。ルール決めようね」
妻からの至極真っ当な、厳しい通告であった。
得意戦法が使えないのだ。
ここまで駄文を書き連ねてまだ何も紹介できていないのである。
Yシャツをクリーニングに出しに行く電車の中で、なんとかひねり出した自己紹介は以下。
- 先月、1児の父になりました。
- 半年間くらい、育休を取得しました。
- 山間部出身です。
- アラサー過ぎています。
- 趣味といえるかもしれないものは将棋です。
なお投稿日は書き上げてからさらに2日経った。